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コンサルタント自己紹介 第2弾

はじめまして。
コンサルタントの三木です。
東京大学教養学部理科一類に在籍しています。

今回は学力を引き伸ばす上で、もっと言えば自分のあらゆる能力を一通り伸ばしたいと思った時に、有力になる考え方を紹介します。

高校生なら誰でも、多かれ少なかれ勉強はすると思います。
しかし、勉強はしているのに全然結果が出ない、というのも誰でも経験があることでしょう。
”結果の伴う勉強”をするためには、何らかの方針を持って勉強しなければなりません。
東大合格を目指そうというのであればなおさらです。
その方針についてのお話です。

・”1つ”のことを”徹底”する

結論から言ってしまうと、勉強をするときには”1つ”のことを”徹底”してやることが最も大切です。

これは1冊の問題集を最後まで、何周もやりきる、といった話とは少し違います。
1つ1つの分野・科目を確実に身につけていく、ということです。

詳しくお話しするには、僕の過去を少し振り返る必要があります。

中学1年生の秋のことです。
中学校生活にも慣れて、部活に遊びにと様々なことに精を出し始める頃ですよね。

当時、僕は目立って勉強ができるという生徒ではありませんでした。
学年で上から3割くらいの位置です。
交友の幅が広いわけでもなく、運動に関してははっきりと苦手でした。

それに対しクラスには、バスケ部で毎日練習して活躍しつつテストの成績もトップレベルのイケメンがいました。
どこの学校にも1人ぐらいいるものです。

9月下旬のある日、僕はふと考えました。
あいつは毎日バスケをして時間が無いはずなのに成績が良い。
自分は文化部に所属し時間はたっぷりあるのに勉強もできない。

そして思いました。
自分は運動はできない。コミュニケーション能力にも劣る。
ならばせめて勉強だけでもあいつに勝ってやろう。

そこで次の定期テストに向け、頑張って勉強しました。
ただし全部頑張るのでは大変なので、とりあえず手っ取り早く点数の上がりそうな社会だけを徹底してやりました。

テストの結果、社会の点数が一気に上がりました。
あいつにも勝っていました。
嬉しかったですね。

こうして小さなことでも成功する感覚を掴んでしまえば、あとは早いものです。
その次のテストでは、理科を徹底してやりました。
その結果、理科の点数が上がりました。

このとき、社会はそれほど集中的には勉強しなかったのですが、前回の積み重ねもあり、それなりに良い点を取れました。

この後、他の教科も1つずつ身につけていき、半年ほど後には合計点でトップを取れるまでになりました。
今思うと我ながらすごい成長ですね。
これが僕の東大合格のスタートでした。

この成功の最大の鍵は、社会なら社会と1つの科目に絞ってそれを徹底的に理解するようにしたことです。

5つの教科を全て勉強して完璧にしようとしても、時間ややる気がなくなって全て中途半端になってしまいます。
しかし1つぐらいなら本気で徹底して取り組めば完璧にできるものです。

また、1つの分野・科目が完璧に理解できれば、それに伴って、次に習う内容や他の科目が理解しやすくなります。
結局1つのことを徹底してやれば、それが身につくだけでなく、その他のこともついてくるのです。

・高校の勉強でもやはり

当然ながら高校生の場合には、全く同じようにすれば良いというわけではないでしょう。
まずは数学を徹底してやろう、と言っても、数学という1教科の中にいろいろな要素が含まれるからです。

それでも基本は同じです。
数学の中の1分野を徹底してやれば良いのです。

例えば、まずはベクトルに絞って徹底的にやってみましょう。ベクトルを初めて習うときならもっと細かい単元に絞った方が良いかもしれません。
この間、できる限り徹底的にベクトルだけを勉強するようにします。
他の分野や教科は必要最低限のことだけして、時間とやる気のほとんどをベクトルに注ぎ込みます。

時間は少しかかるかもしれませんが、ベクトルはかなり高いレベルでできるようになるでしょう。
すると考え方の似ている図形と方程式の分野も理解しやすくなるはずです。次はこの分野を徹底して勉強します。
これを繰り返して数学に徹底的に取り組み、入試に必要なレベルにまで理解を高めます。

後は同じように、次は物理、その次は化学、というように1つずつの教科を身につけていきます。

中学校1年から大学入試までの約5年間、さらに言えば今大学で学んでいることについても、僕の勉強はこの”徹底”の繰り返しでした。
今では特に自分の好きな理数科目では、どの分野でもかなり高いレベルで理解できている自信があります。

東大に合格できるような高いレベルを目指すとき、闇雲にいろいろなことをやっていてはいけません。
”1つずつ””確実に”、”徹底して”やりきるのです。
それを繰り返していけば、きっと全ての分野のスペシャリストとなれるでしょう。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

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